ミネラルウォーターの銘柄
同じ分野の他の商品と比較し、より良い物を消費者が得られるという意味で、複数の銘柄がある分野に対しては必然的に視野が広まります。
また、メーカーサイドにしても競争意識が高まり、より良い物を開発しようというモチベーションの向上にもつながります。
そして当然、需要が大きい商品ほど商品の種類も増えていきます。銘柄が多い分野は、それだけ発展している分野ということです。
ミネラルウォーターの銘柄は、非常に数多く存在します。既に発売停止になったものを含めると、国内外合わせて1,000銘柄を越えると言われています。
これが例えば、ジュースのように明確な味の違いのあるものを開発できる商品であれば、それくらいあっても全く不思議ではありません。
ですが、ミネラルウォーターは水です。決して、それぞれの水に明確な味の違いはありません。
それにも関わらず1,000種類以上の銘柄が存在するのは、あまりにも異例、異端な商品といえるのではないでしょうか。それだけに、それぞれの銘柄を比較するのはかなり難しい作業となります。
ミネラルウォーターの用途
水道水が十分飲める地域では、ミネラルウォーターをあえて飲み水として購入するには、それなりに別の用途が必要となります。
水道水を飲まない地域と比較すると、当然そのコスト面がどうしてもネックになるからです。
ミネラルウォーターの主な用途は、健康志向、ダイエット、スポーツ後のミネラル補給、便秘解消、コーヒーや紅茶への利用、料理への利用などです。
特に近年では、ダイエットをする上でミネラルウォーターを利用するケースが増えているようです。
ミネラルウォーターは、当然ながらカロリーはゼロです。
低カロリーのジュースやスポーツドリンクは、100ミリリットルあたり20カロリー以下のものも多数ありますが、それでもカロリーゼロの方がはるかに魅力的です。
それに加え、カルシウムに代表されるダイエットに良いとされるミネラルが含まれていることを考えると、ミネラルウォーターは確かにダイエット向きの商品といえます。