ミネラルウォーターの賞味期限

水というものは永遠にそのままでいることはできません。水分中には様々な成分が存在し、ある程度の期間が経てばそれらは劣化します。
当然、水も劣化し、場合によっては腐ることもあります。よって、水にも賞味期限は存在するのです。

ミネラルウォーターは、日本産であれば基本的には殺菌されています。そのため、密封している状態であればある程度の保存は可能です。ですが、それでも賞味期限は設定されています。 まして、海外産の無殺菌のミネラルウォーターは、殺菌したミネラルウォーターと比較した場合、その賞味期限はかなり短くなります。
ミネラルウォーターの賞味期限は、短くて1年、長くて5年です。ジュースや缶茶と比較しても、それほど長いとはいえません。
特に保存用に購入した場合は、気が付いたらもう賞味期限が過ぎていた…ということはよくあります。 水だから大丈夫という先入観は持たず、賞味期限には注意しておきましょう。

ミネラルウォーターの安全性

ミネラルウォーターは、殺菌しているものもありますが、中には無殺菌の商品もあります。
自然水をそのまま利用していることをウリにする商品が多く、加工せず自然のままでペットボトルに入れています。
国内産のものは殺菌が義務となっていますが、海外のミネラルウォーターの中には無殺菌の物も少なくありません。
そうなってくると、本当に大丈夫なのか?という疑問が湧いてきます。加工した飲料と違い、もしその水源に病原菌がいたら…という想像をしてしまいます。
ですが、実際にはそういったことはなく、ミネラルウォーターは非常に安全な飲み物と認知して問題ありません。

ミネラルウォーターは、かなり厳しい基準をクリアした生産地のみが商品化を許されています。
海外でも、水質汚染が全くなされておらず、微生物や菌をはじめとした、様々な安全性に害を成す存在を分析し、その脅威がないことが証明されたところの水しか商品にはなっていないのです。
ジュースなどの加工物や、水道水などの殺菌した飲料水と比較しても、その安全性で劣ることはありません。