ウォーターサーバーについて①
現在では多くの家庭や企業が利用しているウォーターサーバーですが、意外と知られていませんが、その歴史は古く、20世紀初頭にアメリカで作られた「ウォータークーラー」と呼ばれる製品といわれています。
現在のような冷温機能はついていませんが、ろ過装置がついていたので、常にキレイな水を飲むことが出来ました。
では日本ではいつからウォーターサーバーを利用するようになったのでしょうか?日本にウォーターサーバーが導入されたのは1980年代でしたが、まだまだ一部の富裕層や大企業にしかなく馴染みのないものでしたが、2000年代に入り水道水への不安や健康志向の高まり、利便性の良さなどから徐々に一般家庭や企業にも浸透していきました。
そもそも日本では他国に比べて水に困る事はなかったのですが、高度経済成長の時代におこった水に関する公害問題により水道水ではなくペットボトルの水を飲むほうが安心出来るという意識が強くなり、1990年代入りペットボトルの水の売れ行きが大幅に伸びました。
各家庭には当たり前のようにペットボトルの水が常備されるようになり、お金をだして水を購入するという事に抵抗感がなくなりました。
ただし、やはり水を購入して自宅にもってかえるというのはなかなか大変なこともあり、そこで注目が集まったのが「ウォーターサーバー」でした。
ウォーターサーバーは最初に設置さえすればあとはボトルを定期的に届けてくれるので、今までのように重いものを持って帰るという苦労がなくなり、機器についても定期的なメンテナンスを行うことで安心して使えるようになりました。