硬水のミネラルウォーター

硬度で味が大きく変わるミネラルウォーターにあって、最もクセが強いとされるのは硬水です。
硬水は、硬度300以上の水を指し、マグネシウムやカルシウムが多く含まれている水です。
そのため、これらの成分の特徴が色濃く出るのが、この硬水の最大の特徴です。
硬水は重みがあり、水を飲んだという感覚が非常に強い水です。そのため、クセの強さの割に飲料水としては高い人気を誇っています。
水を飲むことで満足感を得たい人におすすめです。ダイエットをしていてジュースなどが飲めないという人は、硬水のミネラルウォーターを使うと良いでしょう。
ただ、硬水には問題点もあります。それは、お湯を沸かすのには比較的不向きという点です。また、料理にも不向きといわれています。というのも、硬水はお茶の苦味や料理の味を崩してしまうからです。

ミネラルウォーターの味

水には味が存在します。というのも、水には数多くの成分が含まれているからです。そして、それはミネラルウォーターの場合、より顕著となります。
ミネラルウォーターの味を決定付けているのは、水に含有される成分です。その成分の中でも特に、カルシウムやマグネシウムの量が影響してきます。つまり、硬度です。硬度によって、水の味は変化するのです。
ミネラルウォーターの中で、比較的飲みやすい硬度は、中硬水です。軟水、硬水の中間に位置するところで、硬度100?300の間に該当します。
中硬水の水は刺激が少なく、まろやかな軟水の味と最低限の鋭さを持っており、とても舌触りの良い水となっています。
料理に使用する場合やお茶を沸かす場合には、この中硬水が適しています。特に味を気にしない人や、あるいはクセがないほうが良い人におすすめです。